奨学金について
今日は、休みで朝ビビットを観ていたら大学の奨学金について放送されていました。
暗い話です。
この間ブログで教育費格差について書きましたが、とにかく教育費はかなり普通の家庭にとってきついです。
なので、個人消費が増えるわけないですよね。
小さい時からコツコツと教育費を貯める必要があります。
私は、親に大学どころか高校さえ行かずに働いてくれと言われました。
ショックでしたよ。
みんな、奨学金借りたら良かったのにとか言いますよね。
無理なんです。
奨学金どころの話ではないのです。
生活費を稼ぎながら全日制の高校に通えるわけがありません(T_T)
制服代も文房具代も払えません。
バイトなんかで生活費全然足りません。
貧乏だと大学なんて、考えられない雲の上の話なんです。
ちゃんと働いて生活費を入れるからせめて定時制高校に進学させてほしいと言ったのは私です。
もちろん、授業料は自分で払いました。
しかし、勉強というのは、貧乏で余裕がないと、できるものではないと身をもって感じました。
毎日疲れて、テストとか最悪でした。
朝7時半から働き、夕方高校へ。
私が行っていた定時制高校は、全日制は県内トップの高校でした。
東大や京大にとても多く進学している有名な高校でした。
友達も、そのトップ高校に行ってて、夕方、その子と会うと、とても辛かったです。
ものすごく嫉妬しました。
勉強ができて、高校生活が普通に送れる…
自分となんでこんなに違うのだろうと。
だから、私はかなり、学歴コンプレックスでした。
私だって塾に通い、トップ高校を目指す生活がしたかった…当時そう思っていました。
父子家庭で当時援助もなく、18歳で父が亡くなっても、親類もいない。
働いて、資格とって、お金を稼いで、絶対普通の生活をしてみせる!
そう思って根性で働いてきました。
結構毎日大変でした。
専門学校の受験の面接で、高校の内申書を見て、どうしてこんなに休んでいるのですか?と聞かれました。
正直に、働きながら学校へ行くことで、疲れたり、残業したり、当直で寝てしまったりが多かったからと言いました。
学業とがっつり働くことを両立することは、とにかく大変なんです。
だから、私はやっぱり子供たちには、奨学金をなるべく借りずに済むようにコツコツ教育費を貯めているのです。
だから高校は絶対公立を頑張って目指してもらいたい。
中3の長女には、兄の公立高校の授業料を見せて、私立高校の授業料との違いを話しています。
長女はその違いに驚いていました。
私頑張って絶対公立行く!
○○高校に絶対行きたいから、その二つ上の高校を目指して勉強したら、絶対受かるよね?っと言っていました。
嬉しいですね(^ ^)
その通りです。上を目指さないと、行きたいところもギリギリとなってしまいがちです。
公立トップ高校を目指すという次男に、長男が、初めての中間テストで475点以上はとらないとなと言っていました。
何?その475点って。と聞くと、
自分の中1の時の中間テスト5教科点数らしい。
トップ高校へ行った子たちは、495点とかとってたらしいです。
まあ、トップ高校へ行くくらいのやつは、最初から成績もトップ、最後までトップクラスだし。賢いやつはずっと賢い。3年間あまり変わらない。
とかなり現実的なことを次男に言っておりました(^◇^;)
子どもが勉強を頑張れる環境って、残念ながら親の経済事情次第ってとこあります。
なので、私は嫌々夜勤しながらも、仕事をやめられずに今まで働いてきたわけです。
自分のようには、なってほしくないです。
落ち着いて勉強ができる環境を与えてあげたいです。
だけど贅沢はさせられません。
経済事情は、子どもたちにこれからも話していこうと思います。
たくさんの大学生が、奨学金で借金を抱え苦しんでいます。
経済的に苦労している学生さんへ
私は、無理して大学へ行っても体を壊し倒れるだけだと思います。
夜間の大学や、お金を貯めてから受験をするなども検討し、無理しすぎない計画を立ててくださいね。
周囲の人からたくさんの情報を得て、将来を見据えた1番良い選択ができることを願います。
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