egaoninaruのブログ

54歳。日々疲労と戦う私。子育て、仕事、自分のことなど、日々のことを綴っていきたいなあと思っています

夏目漱石「こころ」

無口な高2長男が、珍しく話しかけてくれました。


時々、学校の授業のことを話してくれるのです。


今回話してくれたのは、現代文の授業で習った、夏目漱石の「こころ」についてでした。


「こころ」のなかで、出てくる内容について話し出したのです。先生にここはどう思うかと聞かれたなど。


有名な作品でありながら、恥ずかしいことに、ちゃんと読んだことがなく、

あらすじをきいてみました。


なるほど、あらすじを聞きある程度理解した私は、先生の質問に対し、どう思ったのか、あらためて聞き返しました。


すると、真逆ともとれる解釈をしていて、私が、こうだろうと話すと、結局先生もそのような答えを話したらしいのですが、その正解に対し、自分だけでなく班の生徒みんなで驚きがあったらしいのです(o_o)


ものすごく、興味が湧き上がり、思わず、教科書見せてと言って、借りて熟読してしまいました(-_-)


そうしたら、ここに答え書いてあるじゃんという箇所を見つけました。


まあ、読み取りの力不足はさておき、物語の解釈が、子どもといろいろと違うことが、なんだか興味深かったですね。


で、いろいろ読み返しながら思いにふけり、この時間まで起きてしまいました(^_^;)


やはり、有名な作品だけあってか、引き込まれますね。


なんとも一言で言えない読後感がありました。



すみません、今さらなのですが…。

無知ですね、私(^_^;)



こうやって、授業で習ったことを話してくれると、楽しいし、嬉しいです。


国語に限らず、数学や物理なども話してくれることもありました。


でも、本当にたま〜にですよ。


以前も山田詠美さんの「ひよこの眼」を授業で読んで、なかなか良かったと話してくれたことがあり、これまたその時すぐに読ませてもらいました。


あの話も無理心中で自殺の話でした。


自殺の話は、なんか心にずーんと重たいものが残ってしまいますね。


今の子どもたちは、このような作品を読んでどう感じているのでしょうかね?


もっと息子にも聞いてみたいです。


夏目漱石の「こころ」も、人間の複雑でいて、実は単純な心理がうまく描かれていて、いろいろ考えさせられました。(あくまで私の勝手な解釈ですが)


最後の文面の

「そうして振り返って、襖にほとばしっている血潮を初めて見たのです」


なんだかぞくっとしましたね…


息子も「血潮って…、すごい表現だな」と言ってました。


血潮という表現はどのような感じがしますか?など先生がみんなに問いかけたようです。


現代文の授業楽しそう。


本当はいろいろ、自分の子どもたちから教えてもらいたいなあと、願ってるのですが、たぶん面倒だから、気が向いた時しか無理でしょうね。


だって、今さら大人に勉強のこと聞けないですものね〜(^◇^;)

叶うのなら中2長女と一緒に塾に通いたいくらいだけど。(*^_^*)



また、長男の学校の話、楽しみに待ちたいと思いますo(^▽^)o


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